無題 色々様々諸々 2017年09月07日 『ダンジョン飯』、単行本派で新刊出たばかりとはいえ、今月のハルタ本誌でも何だか今凄いことになってるみたいでワクワクします。いいぞもっとやれ。何を描きたいのかはっきりしている作家さんなら、好きにやってくれって思いながら最終巻まで待てる安心感がある。九井先生ってそうだ『竜の学校は山の上』の人だよと思い出して、ちょっと嬉しくなったりした。そしてかなり突飛な発想で驚いたり、妙にリアルな……と呟く一方で、納得のいく落とし所にきちんと落としてくれる作風だったことも思い出したので『ダンジョン飯』も最後まで待ちながら楽しめると期待してる。 新刊の5巻でシュローがやっとまともに台詞のある登場をして、しかもさすが侍キャラだ強えーな登場をしてくれて嬉しかった。しかもまさかのお付持ちのお坊ちゃんだとは。随分キッチリした本名なんだな。そしてPT面子が女ばっかりなんだけど、何かこう生真面目一直線すぎてお目付け役・手下といえど女性だらけでハーレム状態なのに、下心とかを全く感じられないのとかも含めて、ある意味異様な戦闘集団って感じが出てて良いな。あとタデちゃんかわいい。 しかしシュローはどういう役回りになっていくのかがちっとも読めないね。ナマリの時と同じで、別PTの一員としてこれから頑張るよお前らも頑張れよなーって別れる予想も出来るし、逆に一人別れたからもう一人は復帰するって予想も出来る。どっちに向かっても不自然にならなさそうで、故に先が読めないことが面白かったりするんだけどね。 このダンジョン飯っていう作品は、RPGやってると浮かぶ些細な疑問の「あるあるネタ」を、現実にあるもののように、生物学や農業などの知識で裏付けを以って描いているから、おおーそう来るかってなることが多くてそこも楽しく読める部分になってる。 (ご飯どうしてるの?→表題通り、歯磨きやお風呂は? いつ寝てるの?→寝袋他バックパック所持、死亡したのに生き返る→このダンジョン全体に呪いがかかっている、魔物って何だろう何でいるんだろう→ダンジョン内で循環する独自の生態系がある、マップ切り替えると壊したものも全部元に戻ってるのは何で?→ダンジョンクリーナーetc) RPGあるあるで個人的にちょっと見てみたいのは、”序盤に別れた強キャラがPT復帰&加入した後の人間関係のギクシャクぶり”ですかね! PT瓦解の理由に金銭絡んだ人間関係の破綻とか痴情のもつれとかを持ちこむリアルさなので見てみたい気がする。丁度いい塩梅のシュローも登場した事だし。ただキャラクターとして動かしにくそうだなあ、シュローって。これから生真面目が崩れるのか、そのまま保って退場するのか、後方支援に回っていくのか、もしかするとファリン愛しさのあまりライオス達の敵に回るのか、どれもあり得そうなのが。 受難続きのファリンは痛ましいしなあ……ファリンこそPT復帰してくれるかと思ってた。あの団欒は今や遠い日。ただどんな事態が重なっても、最終的に幸せになってくれるならいいかなと思うよ。 しかしまあマルシルの壊れっぷりはもはや清々しい。ここまで笑いを取れる方向に弄られるエルフってあんまり見ないというか見たことない。コカトリス回はずっと笑ってた。むしろ笑いながらじゃないと読めなかった。外では読めない漫画ですね! いやーマルシルは可愛い。ファリンに対する可愛さは「可愛いねえ」とほっこりする感じ。マルシルに対してはこう「可愛いね(笑)」みたいになりつつあるけど、不快じゃないから憐れみにはならない笑いの取り方なのが地味に凄い。不憫ではあるかな。一生懸命なんだけどねマルシルも。ただ思いっきり空回りしてるだけだね。だから魔法や黒魔術を使ってる時のギャップというか落差が映えるのかもな。一生懸命な才女っていいよね。 PR