忍者ブログ
萌え語りとかゲームプレイ記とか好き勝手に書くブログ。※唐突に腐向け発言等出てきます。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

無題

『この世界の片隅に』をふっと、今になって観ようと思い至りまして。調べたら劇場公開してる所があるってことを知って、レンタルやディスク化より映画館で観れるならいいねというわけで、観てきました。
前評判とかすっ飛ばして、映画館の上映時間と作品紹介しか目に入れない状態で観たけど、良かったな。何かもううまく言葉に出来ないんだよね、終わってからずっとこうでああでと、何とか言葉と文章にしようと思って弄り回してるんだけどうまく云えない。だけど凄く良かった。本当に観て良かったというか……この時期に今更とはいえどこうして観ようと思い至ってよかったと心底感じる。色々と噛みしめすぎたか。なので全然言葉にまだ出来ないんだけど、声の出演者さん方もすごい良かったなあ……すず役の方はタレントさんだっけな、あのキャラとリンクした良い意味でのぼんやり感が合っててよかった。よく、アニメ作品にタレントを起用するなとか色々云われてるけど、正直「キャラクターに合っていれば」誰であってもいいと思ってるんだよね。合ってないうえに集客目当てとしか思えないような人選には心の中で中指おっ立てるのも辞さないけど、それ以外だったら全然、それこそ声優さんであってもベテランだろうと新人だろうと、キャラに合ってればいいと思ってる。そういう面でいえば、すず役の人はすごく合ってていいと思えたな。周作さん(劇中で常にすずさんがそう呼ぶのでうつってしまったよ)の役の方は、最初のテロップで知ってお? となったなあ、細谷さん。ポケジェネのワタルさん。最近よく名前をお見かけするので売出し中なお人だったりするんかなと思いつつ、観終わった後はただただ、良い役者さんだなあってなった。
よかったなあ、なんか本当に、後から後からじんわりと、かつズシッと来る。でも重たくないというか、反戦映画にはどうしても付き纏う、打ちのめすような辛さ苦しさ厳しさといった「ああ……そっかあ……」的な息苦しさには、ほとんどならないのよね。これだって戦時中を舞台にした作品なんだけど、どこまでもあの時代の日常を描かれていて「戦時中の日常モノ作品」を徹してる気さえする。だからこそ日常が壊されていく描写はより心に来るものがあって、そういったものっていうのは時代背景とか関係なく、現代にも全く変わらず通じるもので、自分のこととかも色々思い出を引き起こしてきちゃうんで、泣きはしなかったけどヤバかったりもした。だけど観てる最中はむしろ、すずさんが日常の中でやらかしてしまうあれこれで笑い涙をこらえる方が必死だったかもしれないな。そういう風に日常をありのままに見つめて楽しむ映画作品だなと、私は感じたなあ。
あと、感想とか評価とかを載せてるのサイトを巡るのはいいやってなる作品も珍しいなと思う。今何かそんな気分。共有とか情報交換とか評判とかそんなん全部雑音にしかならなさそうだから要らない、自分の中でじっと余韻をしみじみと噛みしめていたいってなるような、そんなすごい映画だったねえ~。
PR