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萌え語りとかゲームプレイ記とか好き勝手に書くブログ。※唐突に腐向け発言等出てきます。

無題

公式のにじさんじストアからボイスを購入すると、ファイルを解凍した時に中身が文字化けしていて、1トラックずつ修正しなきゃならない事が最近一番の悩みです。たまに文字化けしない時もあるから何でだろう、変な所で運を試されてる。昨日買った夏真っ盛りボイス2020は舞元さんのも力一さんのも化け化けで、いつも通りぽちぽちと直し終えたけどあれはホント謎。

悩みといえばもう一つ、これはVライバーさんにハマって追うようになってからずっと考え続けてるけど、Twitterアカウント作るべきなのかってことですね。今日の配信面白かったとかの感想を載せたほうがライバーさん達に励みとして還元出来るのかなとか。ただTwitterはその性質上、常に即時的なもので、その時その場所で呟いて反応しないとあとは全部周回遅れになるっていうのが、とにかくネックなんだよねと。時間がないはずじゃないんだけど、なーんか時間が合わなくて未だアーカイブ勢の自分には、即時的な反応が出来ない。リアタイ出来ないし、いきなり思い出したように古い情報流しても困るだろって考えちゃう。鍵かけちゃったらライバーさんがエゴサ出来なくなっちゃうしなあとかね。
情報を追うだけならにじさんじ公式アカウントと、ライバーさん本人のアカウントのホームをブクマしとくだけで充分だし、今日の配信またリアタイ出来なかったけどどんな感じだったんだろうっておおまかに知りたい時には、ヤフーのリアルタイム検索でいい。それで充分足りちゃってるからTwitterアカウントやっぱいらねーなって、折りに触れるたびにそういう悩み方ばっかしてる。難し過ぎんだよSNSとの付き合い方が。難易度ルナティックなんだよ。考えれば考えるほど人との距離感が狂気なんだよSNSって。リアルタイム検索で大まかに今日の配信の流れを掬ってただけなのに、男性Vライバー同士のBL話が普通に流れてくるとは思わなかったもん。しかもその男性ライバー達に近い同僚・同期の女性達が話の発端にいたりするわ、絵師さんまでその話に乗っかっちゃってるわで、怖ええ!ってなった。バーチャルライバーって確かに生身じゃないけど、生身じゃないだけで芸能と同じナマモノの括りだと思ってたけど違うんか、ナマモノじゃないなら何なんだ怖えよこの界隈! それとも今は潮目が変わってナマモノも開けっ広げに話せる時代になったのか? でもなあ~……たとえそうだとしても、そのやりとりや妄想話が確実に本人達の目に入る場所でやるのはダメだろう……たとえもし万が一億が一、BL話に上げられた男性達本人がOK出したとしても絶対やれん。絶対自分は出来ないしやろうとも思わないし今以上に隠れると思う。ローカルサイト以上に引きこもれる場所が在るのかどうかはさておくとしても、自分でそれはダメだろと思ってることをしてまでって風にも思うし。ただそれでも萌えが止まらないから隠れてんだ、誰の目にも触れるような表に日陰者の妄想を出さないという推し方を選んだだけで、ちゃんと萌えてるんだぜと、そういう主張も一応したいよね。
まあこれも「一定期間使ってないみたいだけど削除する?」なプチ警告が来たら考える。その時は何も云わず更新情報も付けずにこっそりUPすると思います。その時になったらまた潮目も変わってるかもしれないし、潮目変わってたとしたら怖えって多分また云うよ。

そんな感じで新年早々に更なるTwitter怖えこの界隈怖えが染みついてしまった、という話。麻雀知らなくても麻雀杯面白かった。
そして力一さんの夏真っ盛りボイス2020は件の怪談のやつじゃなかったけど、相変わらず芸達者ピエロは演技うまくて生活感がリアルでこっ恥ずかしくて机バンバン叩きながら聞いてます。
2月末のフェスどうなるんだろうなあ。このリアルイベントにはちょっと行けそうな気配が見えてるから、ここの潮目は是が非でも変わってほしいところだ。

追記(21.1.28)
うだうだ悩んでても仕方ないかと思い至ったので、Twitter始めました。ただアカウント作ってTwitter始めましたーっていう第一声ツイートをしてから既に3日も空いてる辺りに、SNS不向き体質がダダ漏れててるけどね。そしてTwitterアカウントがあったところで、情報収集等はブラウザのブクマからだろうしサイトも存分にいじくるし、特に何か変わるわけでもない。ツイート(&ログイン)しなさすぎて凍結っていう前アカみたいな事にならないようにはしたいけど、我が事ながら「それについては運否天賦で」って言葉が出てくる辺りがもうアレでアレな感じすわ。
@papery_sk
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もしも力一さんのチャンネルに、次の配信ですという通知と共に『KING』のサムネがどんと置かれていたら、実はそのサムネにちっさく『庭師KING』と書かれているかもしれない。そんで庭師KINGを歌っているかもしれない。もしくはその一曲に見せかけて実は平沢歌枠だったりするのかもしれないという予想をずっとしてます。また平沢歌枠やりたいと仰っていた時からそういう妄想しまくってましてね、力一さんの平沢進曲って聞いてると頭痛がやわらぐので是非とも聞きたいね。多分そういう音波出してるんじゃないかと最近本気で思ってる。聞けるんだったら何の曲であっても聞きたいけどね。お酒につけてぶっ壊れたジュークボックスでもオッケーだよ!(白目)
『KING』のパロディのサムネで普通に『KING』歌ってみた動画だったら、むしろ逆に驚くと思う。何かそういう変な期待感がある。『KING』ちゃんと聞いたことないってのは一旦置いとくとしてね。
あと王様の前でも軽率な態度が許されていて、国政の割と切り込んだことにも軽口叩いて口出し出来る「道化師」が、「王」の地位に座すってのは、何か個人的にイメージ違う気がする。
それはそれとして『庭師KING』が聞きたいなあって密かに思ってますね。平沢進曲でおそらくぶっちぎりで一番リピートしまくった曲だからかなあ、聞きたい。主に庭師のおじいちゃんや、3000年生きてる王様や、その子孫というキャラクター達を練っていた時にずーっとかけてたからか、今でも耳に入るとすっごい懐かしい気持になる。あの頃は楽しかったな~って思う。

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舞元さんお誕生日おめでとうございます! 個人的な感覚だけど30代って前中後でいくつか細かく節目があると思うんですよね。35歳は本当に節目というか境目のド真ん中って感じで、お疲れさまでしたとこれからも頑張っての境目のラインに両足を置いてる年齢だよなと。色んな人と会話している時は、どんな人とでも話が合うしまだ若々しいじゃん!って感じるけど、腰が痛い身体がボロボロって云いながら3Dで走り回ってるのを見ると心配になるのなんか、まさに。
だけど数多くいるVTuberの中でも、ものすごい特異な立ち位置にいるのは、舞元さんの強みだと感じてます。本当に様々な人が居るV界隈という場所でも替えが利かない人。35歳おめでとうございます、これからも頑張ってください。
自分はスポーツが全く分からないのでソロ配信ほとんど観れてないのが心苦しいんだけどね。舞元さんの活動の主軸たる、おっさん国士無双がほぼ全部分からなくて……。まず野球が何人でやる競技かを思い出すのに、サッカーを並べないといけなくて、サッカーが何人でやる競技かを思い出すのにイナズマイレブンを挟まないといけない。思い出すという過程が必要なくらい脳にスポーツのことが入ってない。麻雀は分からんし、ギャンブル系は博才がないから競馬も馬かわいいで終わるだけだし、麺屋舞元シリーズも私自身がラーメン食べないせいで全然分からんという。プロレスもなあ……アンダーテイカーが墓掘人のギミックでやってた頃のWWEならちょっと分かるかなくらいで、全日の話とかはついていける気が一切しない。だから雑談配信しか観れるものがほぼない。あとはそれこそ舞元力一のラジオ。
なので投稿したことないけど自分はジョー児寄りの一元さん(のつもり)ですね。今日ラジオがある! 帰ったらラジオがある!ってだけでその日のしんどいことを全部乗り切れる。それくらい日々の活力になってる。お二人がやり取りしてるだけでええなあってなるんですよね。配信のアーカイブを色々辿りながら観てて思ったのは、人間一番楽しいのって話の合う人と話してる時だよねってこと。特に自分の話す事に対して反応して、笑い声で返してくれる人との会話が一番楽しいよねって感じるのが、舞元力一のやり取りに感じる心地良さかもしれないってなっててさ。力一さんのキレのいい小ボケを舞元さんの快活な笑い声が反応して、その笑い声がまたつられるんだ。ネタがよく分かんなくても笑っちゃって作業出来ねえ!ってなる。
力一さんは多分”自分の思う面白いで笑ってほしい”エンターテイナーな根っこがある人だなと思うのよね。どんな場所でどの名前でいても、常に”笑ってほしい”が根底にある人だと。そして舞元さんはそれをベストに近い形で返せる人。このお二人のやりとり聞いてるとこの辺、他の誰よりも噛み合うやりとりをしてるなあと思う。だからこそ舞元力一は「てぇてぇ」じゃなくきっちりと「尊い」関係だと云いたいんですよね。だって舞元さんの知識量の豊富さと守備範囲の広さと、人生経験のやばさの方が勝る豊富さよ。それをしっかりと会話の返しとして生かせる力よ。滅多にいるもんじゃない。だからこそ替えの利かない特異な存在であると、そうとしか云い表わせない。
というか舞元力一どちらも独自路線。どっちも替えの利かない特異な存在だし、お二人にはこのまま頑張っていってほしいです、本当に。
Vライバーを知ってハマって、ライブに行きたいという新たな夢が出来たけど、一番に思うようになったのは舞元力一のライブに行きたい!ってことですね。京まふの時のようにネットチケット買って観るじゃなくて現地でっていうのが、夢として掲げる今の目標みたいなものになりましたねえ~。

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先週は濃かったなー、とても濃い一週間を過ごした気がする。前々からやるよと告知されていたツイスターは想像以上に濃くて笑いっぱなしだったけど、そのツイスター前日から濃ゆかった。
普段から無い瞬発力が減退するくらい笑っちゃって、思い出し笑いがずっと後引いてて今もヤバい。ここまで噛んでおく気はなくて、萌え語り的なものでスッと述べたかったのに全然進まない。ていうか萌え語りってどうやるのか本気で分からなくなってて、直近の文章を読み返してみると何かこう萌え語りというよりもプレゼンみたい。それはさておき、いやー、一週間ずっと濃かったなっていう話。
舞元力一はウェブラジオで瓦割りし出すし、ツイスターはいわずもがなを超えて予想以上だったし、卓球は技術の進歩を目の当たりにしてる!っていう凄さを体感したし、大縄跳びは皆無茶せんといて特に舞元さんと心配になったし……ただ、ラグ等を気にしなくていいオフライン・スタジオ収録だからこその空気なんだろうな、本当に面白かった。エンタメって身体を張る事なんだなと改めて思ったりしてね。エンタメに携わる人は大変だ……。
力一さんが瓦を割って「いってえ!」と声を上げつつも楽しそうなのや、舞元さんが瓦10枚を完割っていうのも解釈一致です! フィジカル強い。さすが農家さんは違うぜ。

ツイスターはもう最低すぎて最高だったなあ! もうなあ~、今は懐かしいにも程がある内Pのノリだね、あれは。懐かしさもあってホント笑いっぱなしだった。おじさん達がツイスターしてるだけで何でこんなに楽しいんだろうな。ああいうくだらないからこそ頭空っぽにして笑えるお笑い番組が、規制規制で消えていく前のノリがあったねってなった。いやー楽しかった……ツイスター。実際にゲームで使ってるマットも多分見えてるのと同じくらいのサイズでいいのかな? 大の大人の男性4人があんなに密集してても、各3Dモデルのトラッキングが派手なバグり方になってない事だとか、シートの上に立ってる人間の影が出来てたりだとか、じゃんけんの手がちゃんと判別出来るだとかの技術面もスゲーなあと思いながら見てた。合間合間で調整する時間は必要かもしれないけど、あんだけ派手に動いても手足がちょい折れ程度で済んでるってのは地味に凄い技術力な気がする。何かの拍子に首がポーンと別次元に! くらいの事はテレビゲームでも起きる時は起きるから。それがほとんど生放送の場で起きないのは凄い。バーチャルならではのカメラワークすごいなとかね。真下からのカメラアングルはスカートとか気にしなくていい男性限定だけどね……! そんなすごい技術を使って小学生男児か! みたいなはしゃぎ方するおじさん達が面白すぎた。
それにしても笑いまくったなー……初めて気付いたけど自分は普通の笑いを超えると手で太腿をばっしばし叩き出すらしくて、右の太腿超痛え。あと今まで同人活動っぽい事をそこそこやってきたけど、コンビ的にもCP的にも萌えてる2人組の片割れが玉職人だった事なんて人生初だよ力ちゃんコノヤロウ最高だよ!とずーっと笑ってました。前々から「やる」と告知してたけどやったな、あの古き良き芸人番組のノリを。くだらなさだけで笑えた年代の頃のバラエティそのもので本当に楽しかった。絶対やりますと乗り気のローション相撲は……あれは普通に危険すぎるから見たいけど心配だなあ。見えないし、見えない裏の方で怪我されると余計に心配だ。それとこのツイスターが好評で、何度か企画が続いていった時、内Pがそうだったようにバーチャルの世界にも規制の嵐が吹き荒れるようになるのかなあとか、そういう杞憂が過るのも確かなんですよねえ。面白いものほど規制がかかっていくもんなんだ、悔しいことに。
その後に卓球もやっててさ。VTuber初・卓球の玉が見える卓球!ってことで、これは本当に技術の進歩を今まさに目の当たりにしていると思った。ほへえーって声が出てた。完全にリアルと同じ玉の動きしてたもの、バーチャルもここまで来てるんだなあって。それはそれとして、力一さんの卓球下手っぷりに物凄え同情と共感を寄せたりね。分かる分かるよ力ちゃん……!と、体育の時間に出来なくて一緒に居残りされてる子を隣で見るかのような感覚に陥りながら見てたよ。共感寄せすぎてもう終始、力ちゃん分かるよの気持一色だったよ。あの自分が出来ないから球技のラリーが続かないっていう居心地の悪くなる一方の空気は、運動音痴には本当に刺さる。苦い過去の体育の授業の思い出が自分を全力疾走で殺しにくるんだ。みぞおちの辺りがキュってなる。「おれがいる限り続かねえよ」って台詞は、実際云ったことあるもん。だからすごい分かるんだよあの場に立たされた力一さんの気持がさ……。卓球は難しいよ、球技は難しい。自分も、今も昔もスポーツが大っ嫌いでさ、体育の時間は何も出来なくていつも泣いてたような、体育の授業やスポーツの行事全てを憎みながら生きてた子供だったんですよね。卓球の後の大縄跳びもそうなんだけど、見てるとそういう苦い思い出が溢れ出て刺さりに刺さって。がんばれ……力ちゃんがんばれ……!と思う一方で、出来ない出来ないって焦ってる人をそういう風に応援するのは追いつめるだけで、心底残酷なのよっていうのが経験上分かっているから、黙って見守るしかないっていう。……ただ、運動できない人間にも何通りかタイプがあって、力一さんは身体の動かし方が分からない&身体の動かし方がスポーツに特化してないだけで、平均以上に動ける人なんだよね、持久力と肺活量は化け物レベルで持ってる。それは何よりの強みです、スポーツが出来なくても大いに誇れる強みです。
だけど3Dの肉体によってこういうのが露呈してしまうのは残酷だよなあ……ふとした瞬間に姿勢の悪さがばれちゃったりしないか、ふとした瞬間に何気ない生活習慣がトラッキングされてしまわないかとヒヤヒヤするようになる人もいるかもと思うと、念願の3Dの身体だぞウオオオ!!ってだけではなくなるというか、一長一短だなバーチャル世界も。舞元さんが腰押さえてる場面なんかは、本当に生身と変わらない身体の重みを感じてしんどそうだったしさ。全員息が上がってたし、生身とはバーチャル肉体とはみたいな考えがいやでも過る。
舞元力一のじゃんけんあいこ率の高さてぇてぇ、で真面目な思考の雰囲気をぶち壊す。終始、要所要所で仲良しか! 仲良しだった!! がごく自然な流れで発動するのでもう、どこにいても舞元力一は舞元力一だなと、萌えておりましたです、はい。

あとは色んな配信での、細かい濃い話におおうとなったりしたっけかなー、天開司さんを経由してバーチャルガッチさんに、舞元さんの事が伝わる様が可笑しかったとかかな。しかもその内容が酔って相方の力一さんを褒めちぎる話だったのが本当に面白い。ここでそういう繋がりが出来るのかっていう楽しさを見る事があるのが、V界隈の楽しさなんだなと改めて思いましたね。
あとはあれだ、コンビ的にもCP的に萌えてる2人組の片割れ本人の口から、乳首の色のカラーコードを聞くなんて思いもしなかった事とかだ。それは初めてのケースどころか一切予想してねえよ! 予想出来るわけねえよ! ていうか乳首血の色じゃん! #F70031は赤過ぎて逆に心配なんすけど! メロンソーダに添えられたさくらんぼ並みの赤じゃん! ていうか乳首の色を教えてもらったところでどうしろって話なんですよ、何ファンアートで力一さんの乳首を塗る時はこれでみたいな使い方をすればいいの? 首から下の露出NGな人の乳首の色を知ったところで意味はあるの? だとしてもおそらく「乳首の色を何色で塗ればいいのか困らなくて済むー♪」な事にはほぼならないと思うんですよ。考えれば考えるほど哲学に突入するだけだと思うんですよ。
そして自分は文字と文言大好きの文章書きなので、#F70031の色を文字で表すわけで、それはもう着色チェリーレッドと名付けて使うしかないんですよ。着色チェリーレッドの乳首と! BLものによくある乳首の比喩表現を、力一さんの場合メロンソーダに添えられたチェリーの如しと例えることを義務付けられたにも等しいんすよ。使い所を得られるビジョンが一切見えない。そして何だそりゃ。っていうかやっぱり何度見ても赤過ぎるのよ! 力一さん心配になるよそれは! そして舞力はブロマンス萌えだから濡れ場の妄想はしないんですよね。濡れ場が無い方が萌えるCPってあると思うんですよ、というか逆に濡れ場がある方が解釈不一致ですらあるCPってあると思うんですよ! 思うんですよ……! 無い方が萌える関係って良いよね……てぇてぇじゃなくきっちり「尊い」と呼べる関係だよ、そういうのっていいよね……! 舞力はブロマンス!
何回乳首ってキー打つんだと思う中でハロウィン2019ボイスも購入したんです。リキチャンシュタイン博士。もうなんかね……泣いたよね。孤独な人が誰かと出会って救われる話に弱いんだ……優しいんだよ、何もかもが優しいんだよ。力一さんホント本当に面白い人だなって心から思うのと同時に、抜け出せないなってなった。

10/1

力一さん、誕生日おめでとうございます! あなたを知ってハマって一ヶ月しか経ってない奴が祝ってもいいのかいと不安になりつつも、純粋におめでたいのと、何だかこう好きになった誰かの誕生日を祝うという心のある人間みたいなことしてる!ってなったので、祝わせてください! おめでとうございます!
ボイス買ったりスマホの壁紙を誕生日キービジュアルイラストに変えたりしてました。でもやっぱりこのイラスト心臓に悪いわ。

そしてこういう行事ボイスってやつはね……今回初めて買ったんですよね、ずっと苦手で避けてた。そのキャラクターのことは純粋に人としての中身や生き様とかが好きで思い慕っているだけだから、そっちからそういう感情を向けてこなくていいと思ってるせいか、夢女子思考を持ち合わせてないせいもあって「○○はそんな事いわない」と脳が拒否してしまうんだよね。そのキャラクターは好きなんだけど演じている声優さんが透けて見えちゃうとか、お仕事でやってるだけかもよというかお仕事だよ(直球)が見えるという時もままあるしさ……普通に照れたりするしさ。良い声で何云ってんだこの人と爆笑しながら一時停止連打しちゃうのよ、ムードぶち壊しにしちゃう。最後までちゃんと聞けたためしがない。なので心配だったんですけど、何だろう、やっぱり上手いよね力一さん。空気感がリアルですごい。親密ボイスというよりはラジオドラマの一場面みたい。こっちに向けてきてなくて、誰かと話しているのを側聞きしてる距離があるからかな、照れずに聞けた! ボイスを購入するメイン層向けに全部振ってる訳でもない、こういう聴くドラマみたいなやつだったらボイスもいいなあと思った。他の行事のボイスの購入もしそうだわこれは。力一さん普通に話し声も良いからねー。夏のボイスの怪談聞きたかったなあ……! 力一さんを知ったの真面目に9月だったからなあ……! これはいつか再販してくれることを祈ろう。
しかしまあ誰かの誕生日を、しかも身近の人とかじゃなく画面の向こう側の人の誕生日を祝うというのは初めてだけどいいものだね……。芸能人やアイドルやアスリートといった人達ですら、この人好き! で追いかけたりとか今までしてこなかったもんで。なので改めてお誕生日おめでとうございます、出会いをありがとうございますと云いたい。

それは9月だった

9月の頭の、それこそハイッ今9月になりました! という時間でもあった時に、いわゆるVTuber、バーチャルライバーと呼ばれる方々にハマりまして。もう何故?ってくらいに突然ドーンと来ちゃってね。その時もいつもと変わらなかったわけですよ、ゾンビのように帰ってきてPC立ち上げてご飯食べながらYouTube観てっていう日課自体は、いつもと何ら変わらなかったわけですよ。
その土地に足を踏み入れるきっかけが何だったのかっていったらやっぱり、今年の春辺りにバーチャルデビューしていらした、ホラーゲームつよつよ忍者の実況者さんの存在が取っ掛かりだったね。別チャンネルの方でも影廊プレイするよ!っていう通知で観に行って、おーバーチャルだーってなった。
そして、バーチャルアイドル的な人達の存在は知ってたけど、それが現実とさして変わらないアイドルであるなら、まずハマらないだろうなと思ってたんですよ。年明けて2020年のバーチャル紅白歌合戦を観ながら、リアルでほぼ唯一オタ話が出来る弟と「バーチャルの技術でいくらでも作れる可愛い外見と可愛い声は皆同じで、特にこれといった個性も区別つかない中で”この人のファンになります!”ってなるものは何なのか分かんないよねー。皆見た目のデザインが好みっていう事以外はほとんど同じの中で、好きになる基準ってあるのかねー」と、そんな話をしてたくらいだったんですよ、Vtuberって。電脳少女シロちゃんはさすがに知ってるよくらいなもんで、あとは全然だった。全然だったのに、出会ってしまったんですよねえ……あのピエロに。ジョー・力一さんに。
一番最初に見かけたのが、多分何かの切り抜き動画だったんですけど、お弁当箱の歌を歌いながらそれの替え歌を作ってた。また何故にそれだったのかってのはあるんですけどね。ただまあ見ながら思ってたのは、バーチャルの世界も色々あるなあ。ピエロというのはさておき、男性Vもいるんだ、アイドルちゃん達だけじゃないんだってのが新鮮だったのを覚えてます。それでそこから御本人のチャンネルにいったら、そのピエロの人はそこで落語やってた。『寿限無』を同じVの長い名前の人に置き換えた落語で、何度も繰り返される鮮やかなフルネーム高速詠唱に凄えってなって。で、次の日にまた行ったら次は平沢進を歌ってた。しかもイントロまで口でやりながらのアカペラで、90分ぶっ通し。練習し過ぎて喉が下り坂でといいつつ全然ペースが落ちてないのにはすげえを通り越してうわあとなったなあ。その次の日は雑談で4時間平気で喋り通してて、そのまた別の日はケチャやってた。ケチャって自作して15分も流し続けるもんだっけ? ていうかケチャっていうチョイスよ。
多才な人なんだなあと思っていたら、乙女ゲーも真っ青のボイスも出してたり、歌ってみた動画で凄まじく難しい音階を軽やかに突っ走ってる。アイドルみたいなユニット活動もしてて、ライブで大舞台にも立ってて、アイドル歌手なのかと思ったら、深夜ラジオではしょーもない下ネタや雑談トークで相方の人と楽しそうに笑って盛り上がってる。3Dの身体を得た時には「細かすぎて伝わらないモノマネ」を披露してハチャメチャに動き回って自分の世界を作り上げてる。大喜利の場でも考える間あった?っていう瞬間でいきなり替え歌を仕上げるわ、無茶振りアドリブにも強いわで芸人枠なの? という疑問も湧いた。怪談話もするしね。心の底から何なんだこの人はと思った時には、もう完全に虜になってたね……。多才という言葉じゃ片付かない人はいると思った。歌も演技も落語もトークも、口を使う事なら何でも出来るっていう凄さ。ピエロは喋らないという前提をぶち破る凄さ。初めての配信って時にはコメントを拾わずに一人で一時間フリートークで繋いだという逸話を知って、その凄さを改めて知ったりしてね。配信する人には必ずある、あの流れてくるコメントを拾ってる際の間や沈黙が一切ないのに話がしっかり面白いっていう凄さは、本当に訳が分からん。ラグがやばくて、今自分も見に来た相手(6000人)もどんな状況なのか一切分からない状態で、たった一人で虚空に向かって一時間喋るっていう初配信だったらしいんですけど、もはや分からんけど凄さだけは恐いくらい伝わる。すごいなこの人もっと早く知りたかったと心から思ったよ、力一さん。もっと早く知りたかった。同時にこの人を知れてよかったと思う。
何となく、タモリの「密室芸」を受け継いでるなと思ったりした。限られた空間でものすごい爆発力を持つ芸風というかね。喘いでくださいっていう無茶振りにもきっちり応えて、チャンネルが潰れるから! と止められたり、周りがあわあわしてる中で大笑いしてたり。お茶目だなあ~って思っていたら、冷静に相手にツッコミ返したりして最高に道化してる。自分の置かれてる立ち位置や空気を読んで、場を引っ掻き回して、まとめて、困惑させて、楽しませてくれる。まさにピエロというか、秀逸な設定・RPだなと思う。
そう、このピエロというのも上手いなあと思う。何を云っても本当か嘘かあやふやだけど、それが許されてるのはピエロという立場だからっていうのは、いい所をついた設定だなと。公式プロフィールにある「フリーランスのピエロをしてたけど貧乏なのでバーチャルの世界へ」という文章も、どこまでが本当なのか分からないリアルな部分との地続き的な繋がりがある。現実・三次元のリアル世界にもピエロの自分がいるという強みがあるおかげか、トークに出せるネタが強い強い。自分が小中学校の頃の……という思い出話が出来るし、両親にテレビに出るよ、バーチャルライバーしてるよと話した話を、リスナーの前でするネタにしても違和感がない。むしろ親近感を湧かせる程よい材料になってると思う。力一さんもその辺の見極めの上手い人だから、リアルな共感が寄せやすいんですよね、どんな話をしてても不快さがない。下ネタに関しては人を選ぶからそこはって感じだけどね……しかもシモはシモでもエロい方じゃなくて汚い方のだから余計に。でも頭のいい人ってそういう汚い系下ネタ好きだよね。頭の回転の速さもだけど、純粋に頭のいい人なんだなと思う時がある。
あとはあれですね、面食いムーブかますけど、外見もめっちゃ良いよね。何かこう力一さんの目元の動きを見るのが好きでね。眼球の動きを追いかけたりしちゃう。特に目を瞑ったり伏せたりしてる時のアイラインの色っぽさがたまらんのよ。というか外見だけ見てみても、長身痩躯・ふわふわパーマヘア・多少大きめの緑目・整った顔立ち(イケメンじゃなく美男子と呼ぶようなタイプ)っていうそれらの要素が刺さらないはずがないだろっていうものてんこ盛りなんだよ。ぶっ刺さってんだよ、癖に! ヘキに! ど真ん中にぶっ刺さってんだよ! 別の衣装にはピエロピエロしたピエロな衣装もあるけどそっちだとオールバックで、色気が半端なくヤバい。なのにお茶目だったり可愛かったりする部分を垣間見せるもんだから、惚れるしかねえだろうコノヤロウ! と逆ギレかます事しか出来ないくらいには、外見も好きですね……。
誕生日なので!って云って、絵画か宗教画かといった極細美麗のすげえキービジュアルを出してくる人が、トーク配信内で「乳首相撲」ってワードを出してくるのがもうおかしくて、この人好きだわってなるのよね。その顔でそんな事云ったら女ファン減るぞーってなるんだけど、この人のこういうところがいいんだろうなと思ったりもする。ボイスとか他の部分でバランス取れてるってのもありそう。でも一番はギャップとお人柄だと思いたい。

色々魅せてくれる人だけど一番好きなのはやっぱり舞元力一だなー。力一さんと、舞元啓介さんという男性Vの方が2人でやってる深夜ラジオ。本当に深夜ラジオとして、ぱっとつけて流しておけるクオリティというか、お2人が話してる声も良くてね。深夜のAMラジオで読まれてるようなハガキ職人がしれっといるのも凄えなと思ったりもする。この舞元さんって人も別ベクトルですごい人なんだけど、二人とも自分らがそれぞれに築いた場所から少し離れた部分の、仲良いなこの人らと思えるやり取りが面白くておかしくて本当にエモい。笑いすぎて呼吸困難になる事あるもん、ほんっとおかしくてね。おっさん可愛いなと思う時もある。だとしてもまさかバーチャルライバーを知って追いかけていった結果、おじさん達が推しになるとは思いもしなかったな。年代絡みの話題が面白すぎる。
力一さんが「すみれSeptember Love」を歌ってらした動画があって、聞き惚れたしそれが完全に力一さんにハマるトドメだったけど、聞いた瞬間SHAZNAの方じゃないんだろうなって思ったもん。オリジナルの方なんだろうなと思ったもん、他に歌ったラインナップ的に。いくつなんだよそれはおじさん世代じゃんと。今や代表曲とはいえ大舞台で「君は薔薇より美しい」を歌ってしまうというのも度胸屋だよなー。アニソン、ボカロ曲ラインナップの中で「君は薔薇より美しい」を持ってくるのはとても”らしい”けど、あれ40年前の曲だぞ。良い曲だけど浮いてる。
でもそれが観たくてVtL両国のDVD買ったねえ。ブルーレイ再生するためのPS3と一緒に。これ本当によかったなー……現地のライブを見に行きたいっていう新たな夢が出来たくらいだもんなー。あのライブはたぶん、力一さん当人もにじさんじっていう箱もVの業界全体をも変えたような気がする。位置付けたような気がする。追っていくと境目がここかもっていうのがVtL両国のあのライブなんですよね。
力一さん、舞元さんをはじめとしたバーチャルライバーの方々のおかげで毎日が楽しくて仕方ない。こんな世界があるんだなあって認識が広がっていく感覚も込みで、新しいものを知れるというのは楽しい。

無題

あつまれどうぶつの森やってます。めっちゃ楽しいです! 釣り超楽しい!
その楽しさあまってプレイ雑記を書いてます。
合間合間に、主にSwitchの充電中とかに、ゲーム中にメモしたものを文字にしただけのページですが、興味があればよろしければ。不定期に更新してるはずです。

あつ森プレイ雑記

無題

来週はきっとどんな嬉しい事が起きてもお通夜みたいなテンションなんだろうなと思う。来週というか次の日曜日の夕方のアニポケ放映終了後以降ですね。ワタルさん出るのか、しかも赤いギャラドスってあの時のか、何年ぶりだろやったーと思ったのも束の間、あらすじ読んだらこれは……となった。ガラル地方のチャンピオンとバトルするんだって。しかも公式戦。決勝戦。考えれば考えるほど嬉しいという気持が消えて、ワタルさんこれかませなんじゃね?としか思えなくなっちゃってさ。
この対戦カードもだし、今この舞台でアニメに出てきても、ワタルさん側には全くメリットないよね。勝っても負けてもどうあがいても「それは違うだろ」にしかならない気がするんだよねー……と。
ガラルのチャンプ・ダンデは設定で「無敗」とされていて、無敗って事自体に意味がある。ダンデというキャラクターにも無敗であることの価値が必要で、どんな相手であろうと一戦でも負けたら価値も意味も無くなってしまうんですよね。主人公達やそのライバルの少年少女達の目指す壁が、無敗の王者であるという事に大きな意味がある。確かサトシくんは各地方のチャンピオン達と会いはしても戦ったことはないけど、ライバル達がチャンピオン相手に戦ってた事もあったはず。その際、無敗のダンデという壁がここで一敗していたらもう無敗じゃなくなって、挑み目指す壁である意味を成さなくなる。
ワタルが勝つとなると、ダンデがいる意味、価値なんかが無くなってしまう。
そしてダンデが勝つとなると、純粋に何でワタルを出した?になると思うんですよね。劇中世界の地理的にいっても、わざわざカントーからガラルに連れてきて負けさせる意味あったのかってなる。何故ワタルがかませ役にされなきゃならんのか、という気持も出てくる。好きなキャラ、思い入れのあるキャラが負けるのが嫌とか、もはやそういう話じゃなくなってる。単に新作のチャンピオンに花を持たせるってだけじゃなくなってるのが、すごい複雑なんだわ、この対戦カードの勝ち負け。
しかもアニポケにワタルさんが出たのが十数年ぶりの事で、声優さんも当時の人を続投させて、赤いギャラドス出してあの時の!と当時の視聴者の心をくすぐりまくった挙句負けたとなれば、そこまでしてかませ役にする意図は何なの? 単に強いネームドキャラ連れてきただけ? だとしても何でワタルを選んだ?ってなるじゃないですか。別に他のチャンピオンズを連れてこいよって話じゃなくてさ。他のチャンプでも嫌だわそんなの。
だから、どっちが勝っても負けてもお通夜は免れない。
……もうさー、ワタルさんをアニメに出すなら普通に出してほしかった。
ていうか本音云うと、チャンピオンは主人公達以外には負けてほしくないんだよねー、ゲームでいうプレイヤー、強者・王者を倒したっていう主人公にしか成せない唯一感がなくなるから。例外はBWのアデクさんだけど、BWはNもある種主人公の一人みたいな数えられ方してたし、シナリオの扱いでチャンピオンに勝つ意味があるとしての負けだったから、そこで納得してたけどさ。あとはNもアデクさんもBW初出で、どっちに対しても思い入れなんかがまだ生じる前だったから、納得出来たというのもある。
チャンピオンの中で誰が強いか競うとか、そんなんお祭りトーナメントPWTだけでいいのになー。
ワタルVSダンデ戦、仮に妨害が入ってバトル続行不可、引き分けになって勝敗がつきませんでしただったら、煮え切らなくてもホッとするだろうなあ。ホッとしたいなあ……。
見たいけど見たくない、楽しみたいけど絶対楽しめない。辛くて仕方ないですよ、胃が痛えよお。

無題

ポケマス、ヒビキくん&ヒノアラシ実装おめでとう! バクフーンだついにバクちゃんがとテンション上がりましたよ。非対応だけどね! おめでとう! この非対応だけど実装おめでとう的なやつは、好きなキャラが出るたびに繰り返されると思われます。アーティさんあたり来たらうわあああっていうテンションになりそう。その時はドン引きとかせずお付き合いくださいどうかお願いします。そういやハチクさんもフリージオ連れてきてるの!?って思ったんだけど、それ知るのが遅くて時期を逃して触れられずじまいでしたねえ。あとはリーフちゃんとハルカちゃんの時はマジで騒ぐと思う。ダイゴさんは弄りたい。ミクリさんは讃えたい。

それでヒビキくんですよ。来ちゃったよ。まさかジョウトが一番最初に男女主人公とチャンピオンの組み合わせが完成すると思わなかった。クリスタル版女主クリスちゃんもいるし、四天王は揃ってるし、何だかジョウト豊富だなあ。
可愛いなあ、ヒビキくんもう可愛いなあ、低い声可愛いなあ、ショタっ子というよりは少年っぽい感じがちゃんとあるのがいいね。この低い声のイメージは、昔あった『ライコウ雷の伝説』のケンタのイメージを引っ張ってきてるのかなと思ったりした。ケンタ割とあんなだった気がするんだ、声優さん別の人だと思うけど。ちなみにヒビキくんは声低くてもかわいいなあとは思ったけど、この声が合っているとは思ってないかな。
きみは本当何なん可愛いんじゃって拝みながら、ありがとうございます!って目の前で土下座したい。そのままヒノアラシを抱きしめてるヒビキくんを抱きしめてもいいですか! とかちょっとお願いしかねないレベルでヤバい。そんな圧倒的不審者のテンションになりましたよ、かわいい。まあ抱きしめるのはワタルさんが存分にやってくれれば全然満たされます(ワタヒビ脳)。
そういやポケマスって、ストーリーには特に絡まないキャラ同士の会話イベントってあるんだろうか。どのゲームでもそうなんだけど、対主人公であるプレイヤーに色々話しかけてくれるのよりも、あっ私空気吸ってる人の形してるだけの壁なんでどうぞお気になさらず!っていう半ば放置状態で、キャラ同士が会話してるのを眺めてるのが好きなんだけど、ポケマスってどうなの? せっかく男女主人公とチャンピオンが揃ったんだから、会話してる所が見たいと思ってやまないんですよね。コトネちゃんだけじゃなくてクリスちゃんもいる訳だから4人で会話したらいいのになあ。勿論主人公という名の自分は壁ですよ。可愛い子や格好良い人の間に入っていきたいんじゃないんだ! 可愛い子や格好良い人を眺めていたいだけなんだ! 何この壁ものすごい陰気放ってる!

無題

自分はNLBLGL人間人外何でもOKという節操のない嗜好ではあるけども、傾向については苦手というものもやっぱりあったりして、新規開拓に常に難儀しています。
リバがダメで、近親相姦苦手で、ハーレムと総愛され系含む三角関係が地雷。いや三角じゃなくても四角でも五角でも、何これ算数?って状態の多角関係がダメだったりしますね……それぞれに苦手な理由はあるけど、三角関係が苦手なのは、ひとえに選ばれなかった方が可哀想だから。その場合、大抵良い人が選ばれなかった方で、良い人が報われない・幸せになれないっていう状態が純粋に辛いから。そして主人公と、主人公とくっ付いた側のキャラの2人に振り回される追い打ちやめたげてよお!にしかならないから。

『女体化した僕を騎士様達がねらってます ― 男に戻る為には抱かれるしかありません!』も、正直これはBLなの? TLなの? といったジャンル分けの疑問よりもまず、三角関係ものかー! どうせ良い人側が割を食うんでしょ知ってる! と思わずにはいられないまま、新しい話まで読み進めてました。しかし長いタイトルだよね……まさにタイトル通り”女の身体になる呪い”にかかってしまった主人公・アルトが、容姿と家柄はいいけど女癖最悪の不良騎士・ロイドと、優しくて誠実で品行方正が服を着て歩いてるような奴と称される騎士・リューンの2人に、毎夜起こる女体化の呪いの解呪方法である”体の中に男の精液を受ける”為に毎晩抱かれてしまう、というストーリー。もうHシーンの為にあるようなあらすじだよなこれ。そういうハチャメチャを難しいこと抜きで読むやつだ。
タイトルには騎士様達が狙ってます!……とあるけど、相手役であるその騎士様ってのはこのロイドとリューンの2人。なので実質三角関係だったりする。アルト君は設定上は赤毛だけど漫画だから黒髪で可愛い子なんだ。でも強かでしっかりしてて、それでいて可愛い。女体化したら、甘い匂いのするぼんきゅっぼんになるので、もうどっちも可愛いじゃんてことで、男の身体に戻っても男の身体でHシーン続行しちゃうって辺り、他に類を見ないかなり斬新な漫画。黒髪で可愛い受けさんがいる作品が読みたいってことでオススメに入ってた作品だけど、自分的にかなりアタリだった。作品としても、濡れ場だけじゃなくてちゃんと当事者であるアルト君はもちろんのこと、ロイドとリューンの2人も、この呪いを解こうと頑張っていて好感が持てるし、呪いを軸にした物語の骨組みもしっかりしてて面白いんですよね。Hシーンが売りの作品でもこういう土台の部分で手を抜いてないのはやっぱり面白い。何より主要キャラ3人に関しても、変な癖が無くて引っかかりが無くて好感が持てる。読み進めていくたびに好感度も上がる上がる。

ロイドは最初の方こそ女癖悪くて常識もない上、割と俺様なロクデナシで、全く知らなかった事とはいえ自分が受け取った”女体化する呪い”をアルト君に渡してしまった、という負い目のある立場ではあるんだけど、回を追うにつれて段々根っこの部分の、純粋で良い奴という面が出てくる。最初はマジでそりゃアルト君じゃなくても嫌うわと思うような奴だけど、色々複雑な境遇で育ってきてしまっただけで根は悪い奴じゃないんだなっていう、純な部分を露わにする表情が良くてね。ロイドは顔に出る人なんだよな、それがすごく良くてさ。アルト君のこと素直でいい子と称してたけど、あんたも大概だと思うと云いたくなるくらい、素直に喜怒哀楽を露わにするからこそ、裏表がなくて、こいつ良い奴だなってなる人。
リューンははじめからアルト君に尊敬されている憧れの人キャラ。ロイドの従兄弟ではあるけど全くの正反対で、王子様・貴公子という言葉そのままの人。そして呪いに関して一切関わりが無い、本当にただ巻き込まれただけなのに、親身になってくれるとかどんだけ良い人なの? を地で行く人。でもそんな隙のない人でもさ、回を重ねていくうちにどんどん闇が出てくる。ロイドに対する劣等感からくる、自分自身の存在を認めてほしい承認欲求を抱えつつ、幼い頃からロイドに振り回されていても結局心から嫌いにはなりきれずにいる事だとか、打算的で計算高い一面の持ち主である事なんかが露呈していく。それでもやっぱり根っこがいい人なんだよね、闇が見えることで深みが出て、単なる良い人で収まってないところが、リューンもいいキャラしとるよなあって。こんなハチャメチャな作品の登場人物じゃなかったら、ロイドに対する劣等感を燻らせて、大いに拗らせまくって闇落ちしてるであろうタイプと云うと分かりやすいかも。でもアルト君を挟んで2人とも救われてる。救われてるというか、なんだろ……「アルトの呪いを解かなくては」という結託によって、元々従兄弟で信頼が出来上がっていたものが、より固く結ばれたんだろうなと感じられる所がまたいいなあって。2人ともアルト君に対して恋慕を向けてるんだけど、どっちもお互い相手を悪く云ったりしないんですよね。あいつは良い奴だ、何だかんだ憧れてるんだと、アルト君に伝えたりしてる。意中の子と2人きりになった時に恋敵を悪く云わないってだけでも好感度高いのに、2人の男同士の絆の深さも垣間見えて、もうどんだけ良い人らなんだと。でもキラキラトーン付き背景で「今日の相手はどちらを選ぶ?」のページは大爆笑しましたけどね。読者サービスだとしてもあれはギャグだわ。
アルト君はアルト君で、ロイドは嫌い、リューンは好きとズバッと云っちゃういい性格してるしね。変にいい子ぶってなくてそれを隠しもしてなくて、知恵が回る分ホント強か。こういう子大好きだ。でも女体化してからの時間は、状況が状況だから仕方ないとはいえ困ってるか泣いてるか喘いでるかの表情しかないから、笑ってる表情も一度くらいは見てみたいなと思う。
男の方でも呪いの事で張り詰めてて、難しい顔してばかりのアルト君の笑顔が多いという事で、3人でデートしてる回(配信されてるのでいうと13話目)、あの回が個人的にすごく好きだったりします。
この作品、元はWeb小説だと聞いてそっちも読んだんですけど、その小説を再構成させたのがコミックス版という形になっているみたいで、その13話のデート回にあるアルト君の隠れた凄さを知る機会も、小説版だとリューンのみだったけど、コミックス版だとロイドも一緒に知ることになってるのが良い改変だなと思えた。最初こそ何でお前も一緒なの? とぎゃーぎゃー喧嘩してた男2人だけど、昔から知ってるはずの相手の、アルトを挟んでの、ここまで譲らない所を初めて見た、誰かに執着する所を初めて見たと云い合ってからの、ロイドの照れ笑いがすごい良くてさ……そしてふとした弾みでアルト君が足を挫いてしまってからの「どうせ(呪いが発動して女体化したら傷なんて)すぐ治るんだし」と発言したアルト君に対して、一言だけ投げつけた叱責からの、言葉では色々語らない痛さ苦しさを露わにする表情がたまらないくらい良い。やっぱ良い奴だなこいつとなったなあ、もう頭撫でたくなった。わしゃわしゃしたくなった。呪いの術式を作った、共通の敵と認識した人物には、地位も名誉も捨てる覚悟で2人揃って歯向かっていくし、もうかっこいいじゃん。
だからこそだよ、だからこそ、三角関係物は地雷と云い切れる程度に苦手なんですよ。どっちか選ばなきゃいけないんですよアルト君は。ロイドとリューンどっちも良い奴だし良い人だあとなってるこの瞬間から既に、どっちかが選ばれないってことが辛くて辛くて仕方がない。どっちを選んでも、どっちも選ばなくても、何か3人全員可哀想な事にしかならないじゃない。だから三角関係ものは嫌いだったのにい!
レビューとか読んでてよく見かけるのが「リューン派だけど、アルトはロイドとくっつくと思う」っていう意見ね。何かやたらと多くて、もう読者にすら三角関係物の結末の傾向が読まれてる以上に染みついちゃってるよ、良い人が割を食うの悟られちゃってるよと苦笑いが出ました。自分も全く同じ意見を持ったけど、もういっそ2人とも選べばいいじゃん、アルト君はその細腕でこの騎士様らをまとめて抱え込んで囲えばいいじゃんと心から思ってる。原作であるWeb小説も、この物語の結末と3人がどうなるかを知りたくて読んだんですけど、コミックス版も是非同じ結末でお願いしたい。よくこう、原作とアニメで違う結末が用意されてて、一つの作品で二度美味しいイコールどっちも見てね! みたいなことを売りにしてる作品もあるけど、そういうの本当に要らないから! 一粒で二度美味しいなんて思ってるの出版社だけだから! それ遅い朝飯と早い昼飯は一緒だから一食分しか与えないっていってるのと同じだからね!(イミフ)
もう本当にさ、誰も不幸にしないでほしいと願ってやまないんですよお……頼むよお。ハッピーエンドが見たいよお。まだ完結してないし続巻が出るかどうかも分からないのに紙書籍版買い揃えてしまったくらいにはハマってしまったんだよお。
つーか正直、男同士で成就って時点でメリバなんだし、両方選んでも大して差はないと思うんだけど、どうしてもどっちかじゃなきゃ駄目なのかねえ。「どっちが好きなの?orどっちが彼氏?」「両方だよ」はダメですか。それが許されるくらいアルト君は呪いで苦労してると思うけどそれでもダメですか。

あとタイトル長くて略し方が分からない、というか掴めない。キーボード叩くたびに長いタイトルを打ちこむのは、間違えちゃいけないと思って神経使う。時代の流行りなんだろうけど、文字を打ち込む側からしたら『けいおん』とか『ゆるゆり』とかがタイトル付けの流行りだった時代が懐かしいですわ。自分の中でのみ便宜上つけてる略称も「騎士様」だからね。アルト君どこ行ったよみたいな略し方だから、何かこうばしーっといい略称があればいいんだけどなあと思ってる。自分でつけられるセンスがあればなあ。
そしてこの作品は、BLなのかTLなのかジャンルが分からない作品なので、かなり良作品ではあるけど、男同士マジ無理とか、女体が嫌とかの人にはオススメ出来ないのが難点なんだよね……。
自分はほら、こう……冷静に考えたらえげつないエロシーンに巻き込まれた可愛い女の子が有り得ない喘ぎ方してても、イケメンがたわわなおっぱいにむしゃぶりついてるシーンも平気だし、女の子にしか見えない男の子とBL展開に突入して主人公(もしくは相手役)見境ねーな!と思いつつも「いい……きゅんとする」といった全部OK嗜好があるので全然楽しめてるけど、どれかがダメという人には本当にオススメしにくい。なので本当に面白い作品なんだけど、面白かったという共感を得たいと思っても、オススメとして挙げ難いのが辛い作品。そうだとしても結末を見届けたいのは確か。まず結末を見ない事にはなんも云えないや。
アルト君の3人目のお相手役?であるヴィゼル館長の「いいキャラしてるわこの人」と感じる、騎士2人には無いあのキャラクターの魅力も、まずはこの物語を終らせないと展開出来ないものだと思うものだし、まずは変に連載の引き伸ばしとかせずに、まずとにかく良い結末を迎えて終わらせてほしい。そこからスピンオフなり第二部なりフルカラー版なりを展開させていけばいいんじゃないかなと、この作品を紙書籍版まで買い揃えてしまった一読者は思いましたです、はい。

追記(20.1.6)
紙書籍版に特典ペーパーなんてものがついてたらしいですね。うわー描き下ろしとかあったのかな、見たかった。2巻特典ペーパーなんて特に「もし呪いを受け取ったロイドが呪いにかかっていたら?」という描き下ろしがあったと聞いてうーわー超見たかったそれ~!ってなりました。やっぱりリューンに相談して毎晩呪い解いてもらうんですかね、ロイド女体化したら。それでアルト君にも知られて大爆笑されるんかな。それはそれで、近親相姦が苦手という自分的NG傾向に引っ掛かる(特にイトコ関係がダメ)けど、そういう事があったかもしれないっていう世界は見てみたかったかもしれない、という気持。
だいぶ経ってからハマる事が多い自分には発売記念特典とか初回限定特典とか縁がないのよ……どこかでポロッと収録されたりしないかなあ。